転職の第一関門!『職務経歴書の書き方』を徹底解説!

書類選考のコツ

書類選考突破を目指しよう!

 

転職活動で最初のハードルとなる「書類選考」。

その通過率を左右する職務経歴書は、単なる履歴ではありません。

 

この記事では、初めての転職者や職歴に悩む方に向け、職務経歴書の基本的な書き方から企業に刺さるポイントまで詳しく解説します。

そもそも、職務経歴書ってなに?

新卒のエントリーシートとは何が違うの?

新卒向けエントリーシートはポテンシャル採用が主軸。

職務経歴書は「過去の経験を未来にどう活かせるか」を示す資料です。

企業は職務経歴書を通じて、以下を評価します:

  • 職歴の具体性と成果:どのような実績があるか。
  • 業務に活かせるスキル:即戦力となる能力は何か。
  • 価値観と適応力:企業の文化にフィットしそうか。

単に過去の仕事内容を羅列するだけでは不十分です。

「その経験が応募企業にどう貢献するか」を伝えることが鍵です。

 

自分自身のプレゼン資料を企業の目線で考える

職務経歴書は「自分の売り込み資料」と考えがちですが、実際は企業のニーズに応える資料です。

企業の視点で考えるポイント:

  1. 求める人材像に沿った記載内容
    企業が募集要項で求めるスキルや経験に合致しているか。
  2. 成果や数値を具体的に記載
    「売上向上」だけでなく「前年比120%」など具体性を持たせる。
  3. 短時間で理解できる構成
    多忙な採用担当者が読んでも分かりやすい内容に。

 

使いまわしはNG!応募先によって使い分ける重要性

どの企業にも同じ職務経歴書を使いまわすのは避けましょう。
企業によって評価ポイントは異なるため、アピール内容を調整します。

例:営業職の場合

  • 新規開拓を重視する企業:新規営業件数や成功事例を記載。
  • 既存顧客フォローを重視する企業:顧客満足度向上の取り組みを強調。

また、応募企業の業界や規模に合わせて、用語や表現を変えることで印象が良くなります。

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職務経歴書の基本構成と書き方

職務経歴書は以下の項目で構成されます:

  • 略歴(職務要約)
  • 職務経歴(職務詳細)
  • 活かせる経験・スキル
  • 自己PR

各項目で重要なポイントを詳しく解説します。

 

<略歴(職務要約)>

略歴は全体を一目で理解してもらうための要約部分です。
卒業後のキャリア全体を簡潔にまとめ、転職理由も含めると良い印象です。

記載のポイント:

  1. 現在の役割を明確に記載:現職のポジションや担当業務を端的に。
  2. 転職目的を簡潔に触れる:キャリアアップや新たな挑戦などの前向きな動機を明確に。
  3. 100〜150文字程度で簡潔にまとめる

記載例:

○○大学卒業後、△△株式会社で営業職として3年間勤務。

新規顧客開拓を中心に売上前年比150%を達成。

新入社員の教育指導を任されており、さらなる成長を目指し、異業界での挑戦を希望しています。

 

<職務経歴(職務詳細)>

職務経歴は最も重要な部分です。
在籍企業での業務内容、成果、工夫した点を詳しく記載します。

記載のポイント:

  1. 在籍期間と企業名:正確に記載(例:2020年4月〜2023年3月)。
  2. 職務内容を箇条書きで記載:読みやすさを重視。
  3. 成果や数値を入れる:具体性を持たせる。

記載例:

△△株式会社(2020年4月〜2023年3月)

【業務内容と実績】

– 新規顧客100社の開拓、売上前年比150%を達成

– 営業チームリーダーとしてメンバーの教育を担当

– CRM導入プロジェクトに参画し、業務効率を20%改善

【業務のポイント】

  顧客ごとのニーズを的確に把握するため、事前のヒアリングシートを独自に作成。

  提案資料に競合情報や導入メリットを詳細に盛り込む。

  商談後、24時間以内にフォローアップメールを送信して信頼関係を強化。

 

<活かせる経験・スキル>

企業が評価するスキルや資格を、応募職種に合わせて記載します。

記載のポイント:

  1. 具体的なスキル:実務経験に基づいたスキルを箇条書きで記載。
  2. 取得資格を記載:応募職種に関連する資格に絞る。

記載例:

【スキル】  :

– 顧客管理システム(Salesforce)操作経験

– Microsoft Office全般(Word, Excel, PowerPoint)

【資格】

– 普通自動車免許(AT限定)

– 簿記3級

適性検査LP

<自己PR>

自己PRは、自分の強みをエピソードとともに伝える部分です。
企業の求める人物像と照らし合わせ、具体性と一貫性を意識します。

タイトルに【〇〇力】と記載し、具体的なエピソードや数字を併せて記載しましょう。

記載例:

【分析力と提案力】

営業職として3年間、新規開拓で成果を出してきました。

特に、前年比150%の売上達成は、市場動向の情報を積極的に取り入れ、顧客ニーズを深く分析したことと提案力を磨いてきた結果です。

この力は貴社でも貢献できると確信しています。

 

自分を魅力的に感じてもらうための書き方

初めての転職で書けることが少ない「職歴少なめさん」の場合

初めての転職で、職務経歴書に記載する内容が少ない場合、どのようにアピールするか悩むのは当然のことです。

しかし、書けることが少なくても工夫次第で十分魅力的に見せられます。

以下に具体的な方法を詳しく解説します。

1.アルバイト経験もアピール材料にする

正社員としての経験が少なくても、アルバイトやパート経験を活かしましょう。
採用担当者は、役割や肩書きよりも取り組み姿勢や成果を評価します。

アピール例:接客業の場合

  • 「飲食店でのアルバイトで、お客様対応を1日平均100名以上経験しました。
    常連客からの評価を高めるため、記念日を覚えた接客を行い、売上に貢献しました。」
  • 数値を含めることで具体的かつ印象的に伝わります。

その他のアルバイトでのアピール方法

  • 工夫した取り組み:「店舗の清掃スケジュールを見直し、作業効率を20%向上。」
  • 成果の数値化:「商品陳列の改善により、該当商品の売上が月間15%増加。」
  • チームプレー:「スタッフ間の連携を強化し、クレーム対応件数を半減。」

ポイントは、単なる作業の羅列ではなく、自分の役割や努力を強調することです。

 

2.スキルを細かく洗い出す

スキルがないと思い込まず、これまでの経験を振り返り、自分が持っているスキルを徹底的に洗い出します。

身近なスキルを見つけるための質問:

  1. 他人に感謝されたことは何か?
  2. 日常的に得意と感じることは何か?
  3. チームや職場で信頼された役割は何か?

アピールしやすいスキル例:

  • PC操作スキル:「Excelでの簡単な表作成や、Wordでの文書作成が可能。」
  • コミュニケーション力:「お客様から『丁寧な対応』と高評価を得た経験あり。」
  • 問題解決能力:「業務効率化のアイデアを提案し、採用された経験あり。」

職歴が短くても、日常業務やアルバイトの中で身につけたスキルは必ず存在します。

 

3.ポテンシャルを伝える

経験が少なくても、「これからの伸びしろ」をアピールすることで、
企業側に期待を抱かせることができます。

ポテンシャルを伝えるためのポイント:

  1. 学ぶ姿勢を強調:「未経験分野にも積極的に挑戦したい。」
  2. これまでの成長を具体例で示す:「最初は苦手だった接客も、1年後にはリーダーを任されました。」
  3. 未来志向のコメント:「将来的に○○スキルを身につけ、貴社で貢献したいと考えています。」

記載例:

「現在は営業経験がありませんが、アルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かし、顧客ニーズを把握する力を磨いてきました。営業ノウハウを学び、成果を上げる自信があります。」

キャリアアドバイザーAgent

学んだことを積極的にアピール

学生時代や趣味で学んだことも立派なアピール材料になります。
特に自己学習や資格取得などのエピソードは熱意を伝える要素です。

アピール例:

  • 資格取得エピソード:「独学で簿記3級を取得し、現在2級を目指しています。」
  • 趣味からのスキル:「趣味でプログラミングを学び、簡単なアプリを開発しました。」
  • 学びの姿勢を強調:「職場でのスキルが足りないと感じ、休日を利用して英語を習得しました。」

経験が多く企業数が多くなってしまう「職歴多めさん」の場合

転職回数が多い「職歴多めさん」は、職歴の多さがマイナスに働きがちです。
企業は「転職理由」や「一貫性のなさ」を懸念する傾向があります。
そのような場合は、職歴の数を強みに変える「キャリア式職務経歴書」を活用しましょう。

 

キャリア式職務経歴書とは?

キャリア式職務経歴書は、
「職務内容やスキルごとにまとめる形式」です。
企業ごとに時系列で記載する形式(編年式)とは異なり、応募職種に関連するスキルや実績を強調できます。

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キャリア式を使うメリット

  1. 企業数の多さを目立たせない
    職務内容を軸に記載するため、転職回数が際立ちにくくなります。
  2. 関連性のある経験を強調できる
    応募職種に直結するスキルを前面に押し出せます。
    採用担当者が「活かせる部分」を見つけやすくなります。
  3. 業務内容が多岐にわたる場合にも効果的
    様々な分野の経験を、統一感を持って見せられます。

 

キャリア式職務経歴書の具体的な書き方

1.見出しを「職務内容」や「スキル」で分類する

あなたの経験を大きなテーマごとに分類します。

営業職を参考に以下のようなカテゴリを設定すると良いでしょう:

    • 営業活動・顧客対応
    • チームマネジメント
    • プロジェクト立ち上げ・運営
    • 特殊スキル(ITスキル、デザインスキルなど)
    • 業界特化の知識(例:金融業界、医療業界など)

例:営業職の場合

【営業活動・顧客対応】

– 営業提案資料の作成とプレゼン実施(約100件/月)

– クライアントニーズを分析し、解決策を提供

– 新規開拓の実績:契約件数月10件を達成

【マネジメント経験】

– 営業チーム(5名)の指導・目標達成支援

– 新人育成プログラムの策定と実施

 

2.関連スキルや実績を箇条書きで記載する

採用担当者が一目で理解できるように箇条書きでまとめます。

数字や具体的な成果を盛り込むことで説得力が増します。

例:

【ITスキル・システム運用】

– 社内システムの運用とトラブル対応(100名規模)

– 新システム導入時の社員トレーニング実施(全3回)

– 使用ソフト:Salesforce、Excel(VBA)、Python

 

3.企業名や在籍期間は別欄にまとめる

企業名や在籍期間を主文に含めると、転職回数が目立ってしまいます。

これらは職務内容と分け、一覧表として別に記載しましょう。

例:

【勤務先一覧】

– ABC株式会社(2018年4月~2020年3月)

– XYZ株式会社(2020年5月~2023年10月)

 

4.成果を具体的に示す

職務経歴書は、応募先の採用担当者が「どれだけ役立つ人材か」を知る資料です。

具体的な成果を入れることで、即戦力としてのイメージを伝えられます。

悪い例:

    • 営業を担当。日々顧客と商談を実施。

良い例:

    • 月間売上1,200万円を達成(前年比140%アップ)
    • 年間契約件数100件、うち80%が大手企業との契約

第二新卒エージェントneo

キャリアの軸を明確にする

多様な職歴をキャリア式に整理する際、
「応募職種との関連性」を軸にすることが重要です。
以下のポイントを押さえて記載しましょう:

  1. 応募職種に必要なスキルをリストアップする
    求人情報をもとに、求められるスキルを特定します。
    自分の経験から、そのスキルに関連する成果を選びましょう。
  2. 「共通点」を見つけて記載
    職歴が異なる業界や職種でも、共通するスキルは必ずあります。
    例:顧客対応、業務改善、リーダーシップなど。
  3. キャリアの「一貫性」を意識する
    転職理由や仕事内容を整理し、「どのように成長したのか」をストーリーとして記載します。

 

書類作成時に注意すること

  • 転職理由は簡潔かつ前向きに書く
    ネガティブな理由や職場の不満は書かないようにしましょう。
    例:スキルアップやキャリアチェンジのための転職。
  • 転職回数が多い場合のカバー方法
    一貫性が見えにくい場合、スキルや実績で価値を示すことが大切です。
  • 迷ったときはプロに相談
    転職エージェントを活用して書類をブラッシュアップすると、
    書類選考通過率を上げられます。

キャリア式職務経歴書は、転職回数が多い方に最適な方法です。

採用担当者に「職歴の多さ」ではなく、「活躍できる人材である」印象を与えられるでしょう。

相性転職パーソナルファイル

まとめ

職務経歴書の「職務詳細」は、応募者の過去の実績や能力を伝える最重要パートです。

課題や目標の達成のためにどのように工夫したか、具体的な成果を記載することで、採用担当者にあなたの実力や仕事への姿勢をアピールできます。

最後に、職務経歴書は「自分自身のプレゼン資料」です。

応募企業のニーズに合わせて内容を工夫することで、あなたの強みや適性がより魅力的に伝わります。

「自分の経験に自信がない」と感じる方も、この記事を参考に自分の価値をしっかりアピールできる職務経歴書を作成してください。

書類選考突破の第一歩を一緒に踏み出しましょう!