年間休日や週休制度の違い、面接で確認すべきポイントを詳しく解説
転職活動で気になる求人票の「休日」に関する表記。
「年間休日120日以上!」「土日祝休み」という言葉に魅力を感じて転職を考える人は多いでしょう。
しかし、求人票の情報が実際の働き方と食い違うことも少なくありません。
実際の働き方と一致せず、入社後に困るケースもあるようです。
入社後にわかって「認識と違う!」なんてことにならないように、
年間休日や週休制度の違いを理解し、企業とのミスマッチを防ぐにはどうすれば良いのか。
今回は、求人票の「休日」を正しく読み解き、入社前に確認すべきポイントを詳しく解説します。
そもそも「年間休日」とは何か?

求人票でよく目にする「年間休日」。
これは、1年間に取得できる法定休日と法定外休日の合計です。
労働基準法が定める法定休日とは?
労働基準法では、1週間に最低1日の休日が義務付けられています。
つまり、年間最低52日の休日は法的に保証されます。
休日制度のよくある例
年間休日はこれらの「休日」の違いによってかわります。
※特に「週休二日」と「完全週休二日」は特に混同しやすいので注意。
この休日に夏季休暇や年末年始休暇などが5日~7日付与される企業も。
例えば、前述のカレンダー通りの休日に加え夏季休暇や年末年始休暇などの休日を設ければ、年間休日は125日以上になります。
ポイント:年間休日の内訳がカギ
企業が提示する年間休日は、必ずしも土日祝休みとは限りません。
例えば、2024年は土日祝日と振替休日が計118日あります。
土日祝休みなら、120日の年間休日であれば、ほぼカレンダー通りの休日となるでしょう。
しかし、「年間2,3日程度土曜日の出社があり」などと求人票に記載されていることもあります。
各「休日」の違いとその注意点を深掘り

企業が提示する「休日」は、働き方に大きく影響します。
以下で具体的なケースを掘り下げて解説します。
週休二日制と完全週休二日制の違い
週休二日制
週1日は確実に休み、月1回以上は週2日の休日がある。
つまり、月のうち3週は1日しか休めないことも。
注意点:固定の曜日の休日もあれば、シフト制の場合もあります。シフト制の場合は次の休日まで7日以上の連勤となることもあります。
完全週休二日制
毎週2日の休日が確実にある。
一般的には土日が休みですが、業種や職種により異なる場合もあります。
注意点:完全週休二日制でも、土日祝日が休みとは限らない。平日が含まれる場合も。
土日祝休みは本当に守られる?
「土日祝休み」と記載されていても実態は異なることがあります。
面接や確認の際に聞くべき具体的な質問

求人票に記載された休日が曖昧な場合、直接確認が必要です。
しかし、聞き方を間違えると必要な情報が得られず、確認不足になってしまうことも…
ここでは効果的な質問方法を具体例とともに紹介します。
年間休日の具体的な内訳を確認
例:
「年間休日120日と記載されていますが、内訳を教えていただけますか?」
「休日出勤が発生した場合、振替休日や代休の取得は可能ですか?」
こうした質問で、実際の休日数や振替休日や代休の運用を確認できます。
繁忙期や業務スケジュールを具体的に質問
繁忙期に休日出勤が発生するかは重要なポイントです。
以下のような質問で、休日出勤の頻度を把握しましょう。
例:
「繁忙期や特定の期間に休日出勤が発生することはありますか?」
「年間で休日出勤はどの程度発生しますか?」
こうすることで、年間を通じた働き方のイメージがつかめます。
社内ルールとしての休日取得方法を確認
企業によっては、有給休暇の取得推奨日を休日に含めることも。
また、シフト制の場合、休日が固定されていないことがあります。
例:
「有給休暇はどのように取得されていますか?」
「シフト勤務の方の場合、休日はどのように決定されますか?」
特にシフト制の職場では、希望通りの休みがどの程度取得できるか確認が必要です。
労働契約書の詳細確認を求める
内定後に確認する労働条件通知書は重要です。
契約書に休日に関する内容がきちんと記載され、曖昧でないか確認しましょう。
まとめ
求人票に記載された「土日祝休み」はあくまでその企業内の標準的な働き方です。
実際の休日がどうなるかを把握するには、面接時に具体的な働き方を質問することでクリアにし、内定の際に労働契約書で確認することが重要です。
休日の確認ポイントをまとめると以下の通りです。
- 年間休日の内訳を確認する。
- 休日出勤の有無と振替休日や代休の運用を質問する。
- 繁忙期やシフト勤務の実態を把握する。
これらを徹底することで、休日に関するミスマッチを防げます。
入社後のトラブルを避け、安心して働ける職場を選びましょう。



